京都・晩秋（２）嵐山にて（2020年12月4日）

嵐山からは嵐電に乗り鹿王院へ向かいました。鹿王院という駅があることは以前から知っていましたが、鹿王院のとくに参道が知る人ぞ知る紅葉の名所というのは最近、知りました。嵐山から2駅の鹿王院駅下車後、狭い道を歩いて5分ほどで目的地に到着しました。

山門から入ってすぐの紅葉もとても見事でした。ピークは過ぎているのですが、観光客も少なくたしかにここは穴場ですね。

鹿王院は足利義満建立の宝憧寺の塔頭寺院だったそうですが、応仁の乱で本院である宝憧寺が焼失してしまい「鹿王院」だけが残ったのだそうです。臨済宗の寺院なので、現在もあくまで修行の場としてあり観光は二の次とのことですが、参道の紅葉もなかなかのものでした。

鹿王院駅から寺院までの途中の道筋は側溝が大きく口を開けているので夜間は側溝に落ちそうでチョッと怖いなと思います。予約制の紅葉ライトアップもあるのですが、行かれるときはご用心ください。