旅好きギタリストのブログ

旅のプランあれこれ考えるのが大好きな一応ギタリストのバンドリーダーの日記です

瑞龍寺(高岡)訪問

立山黒部アルペンルート観光を終えJR富山駅に着いたところですが、せっかく富山県まで来たのでほかにも少し観光したいと思い高岡に立ち寄ることにしました。あいの風とやま鉄道に乗って高岡駅で下車、あいにく気温も30℃近くになっていたので歩くのは止めてバスを利用し瑞龍寺口で下車しました。瑞龍寺口バス停からお寺までは八丁道という立派な参道を歩いて瑞龍寺に到着しました。バス停から反対方向に歩くと前田利長墓所に至ります。墓所も大変立派なものとは聞いていましたが、夏日にそこまで歩くのは危険と思い断念しお寺だけ拝観しました。高岡の町を開いたのは加賀前田藩第2代前田利長公ですが、その義弟利常公が造営したのが瑞龍寺で完成まで20年かかったという壮大な伽藍です。

仏殿は歴史を感じさせる建物で国宝です。実はマイペースで拝観のつもりだったのですがお坊様に声をかけられ「10分ほどで終わりますのでご案内しましょう」とのことで寺の由来など興味深く聞くことができました。そのお話の中でも感心したのが境内を芝生にされたことでした。土がむき出しでは参拝者が土埃まみれになるのでと(国宝なので)文化庁とも連絡を取りながら今のような状態にされたそうです。「東大寺様の参道も芝生ですよ」と教えてもらいました。東大寺参道はあまりに広いので誰も気が付かないそうです。瑞龍寺拝観後は新高岡駅北陸新幹線)に移動しました。看板のキャラクターは大伴家持ですが、この地の国守であり万葉集収載の和歌もいくつかこの地で詠んでいるそうです。私は少し勘違いしていて大伴家持は九州で働いていたと思っていたのですが、それは父の大伴旅人であり家持は少年時代を九州太宰府で過ごしたということですね。今回はここまでです。お読みいただきありがとうございました。