大丸別荘（１）蓮魚庵

太宰府訪問を終え、博多の奥座敷と言われる二日市温泉にある大丸別荘へ移動しました。大丸別荘には３時代の建物（大正、昭和、平安）があります。平安という古代を想起させる名称の建物が平成になって一番新しく建てられたそうで勘違いしやすいですね。今回はそのいずれでもない「蓮魚庵」という独立した離れに宿泊しました。何となく古びた建物に親しみを感じたのがきっかけです。蓮魚とは鯉の一種のようですが、素早く泳ぎ、他の魚を食べる習性があるそうです。 お部屋はフロント（２階）から階段を降りて１階にありますが、大浴場や日本庭園へはすぐという場所にあります。お部屋でお茶菓子をいただきながら宿帳への記入をすませました。 玄関では小さな仏像がお出迎えで雰囲気を盛り上げてくれます。  床の間のある和室でお食事をいただけるようになっています。このお部屋以外に控えの間＋ソファを置いた部屋、内風呂などがあり、離れのなかでも迷ってしまいそうな広さでした。 内風呂のドアにも透かし彫りが施されていたりと手の込んだつくりです。 この宿を予約する時、禁煙とも喫煙可ともホームページのどこにも書いてなかったので、問い合わせたら「すべて喫煙可です」とのお返事でした。私は非喫煙者なのでチェックイン前に十分な換気と空気清浄機を置くことを約束してもらったうえで宿泊することにしたという経緯がありましたので、付け加えさせてもらいました。