旅好きギタリストのブログ

旅のプランあれこれ考えるのが大好きな一応ギタリストのバンドリーダーの日記です

久しぶりの太宰府訪問(2)令和と大宰府展示館

太宰府天満宮は結局、参拝しないまま退散したのですが、大丸別荘チェックインまでまだ時間があったので、大宰府政庁跡や大宰府展示館に行ってみようということになりました。西鉄太宰府駅前バス停に着くと超がつくほどグッドタイミングでコミュニティバスまほろば号」がやってきました。太宰府市コミュニティバスですが、nimocaを含む交通系ICカードが使えます。1乗車100円とお手頃ですが、運行間隔が(利用路線にもよりますが)1時間おきと長めなのでよく考えて利用する必要があります。また、いまはコロナ禍で混雑はあまりしませんが、シーズンには天満宮周辺の大渋滞に巻き込まれる恐れがあるので、利用には注意が必要です。15分ほどの乗車で大宰府政庁跡バス停に到着し、まず向かったのが大宰府展示館です。

ここは道路に面した南側入り口ですが、コロナのため反対側の北側から入るように指示が書かれていました。とはいえ、こんなもの(顔出しパネルというのでしょうか)を置くと密になるのでは?と思った次第です。でも令和も3年になるとあまり関係ないかもしれませんが。

館内には令和という言葉のもとになった「梅花の宴」のジオラマが展示してあります。この宴の主人である大伴旅人は、福岡在住の私達には馴染み深い名前です。福岡市内から太宰府へ直行するバスや電車の一部が「旅人」と名付けられており、太宰府なら旅人と刷り込まれているせいでしょうね。因みに福岡市民にとっては当たり前のことなのですが、この路線バスも普通に高速道路を走ります(他の都市ではないことだそうですが)。

その他にも「遠の朝廷(とおのみかど)」と呼ばれた往時の大宰府政庁の復元模型をはじめ、大宰府政庁跡を発掘した時の遺構もそのまま保存されています。とても真面目な展示館という印象でした。