旅好きギタリストのブログ

旅のプランあれこれ考えるのが大好きな一応ギタリストのバンドリーダーの日記です

京都・晩秋(8)永観堂から哲学の道(2020年12月5日) 

金戒光明寺」、「真如堂」と巡り、昼食休憩の後「永観堂」を訪ねました。正式名称は(聖衆来迎山無量寿院)禅林寺ですが、平安末期に貧しい人々の救済にあたった永観律師(ようかんりっし)に由来し、永観堂と称されているそうです。

別名「もみじの永観堂」と言われ、シーズンになると入場待ちが1時間以上にもなるそうですが、すでにシーズン終盤のため待ち時間なしに拝観できました。ただし午前中の「くろたにさん」や「真如堂」のようにはいきません。まずまずの混雑でした。

方丈、釈迦堂と一方通行で拝観していきますが御影堂から阿弥陀堂へは急な階段を登るので、エレベーターも設置してあります。私は階段を登って行ったのですが、その脇に「三鈷の松」の説明があり「降りて取ってはなりません」との注意書きがありました。下を覗くとたしかに三本に別れた松葉があちこちに落ちていました。わざわざ降りてまで取らないけどと思いながらも珍しいので写真に撮りました。

阿弥陀堂には「みかえり阿弥陀」様が祀られています。お顔が正面ではなく左を向いているので、参拝者は阿弥陀像の右手に回るとお顔が拝めるという形になっています。阿弥陀堂を出ると庭園の見学です。お天気も良いのでとても綺麗な紅葉でした。最盛期はもっと素晴らしかったのでしょう。

放生池の周囲も見ごたえがありました。

弁天島付近から多宝塔を望むあたりですが、やはりピークは過ぎていました。でも初めての永観堂を十分に堪能させてもらいました。

動画は放生池から楓橋付近の流水です。この辺りは人がなぜか少なく、水音に癒やされる場所でした。

参考までに永観堂でもらったパンフレット(地図)もアップします。

この後、哲学の道を散策し本日は終了です。哲学の道は桜の名所ですが紅葉もあちこちに残り、人も少ないので落ち着いて楽しめました。

明日は、紅葉は終わっている筈ですが醍醐寺を参拝してから帰る予定です。