旅好きギタリストのブログ

旅のプランあれこれ考えるのが大好きな一応ギタリストのバンドリーダーの日記です

ハーツ・レンタカー予約の実際

ワイ島コナ空港でハーツ・レンタカーを借りた時のあれこれを書いておきます。

ビッグアイランド(ハワイ島のことを現地ではこう呼びます)は公共の交通機関が利用しにくいので、観光客は移動手段としてはタクシーかレンタカーの利用、あるいは現地オプショナルツアーに参加するしかありません。

私は数年前に「ハーツGoldプラス・リワーズ」に入会しました。その当時はプレミア系クレジットカード(たとえばVISAゴールドとか)の特典として招待されて入会できるプレミアムサービスだったのですが、現在ではハーツレンタカーの日本語ホームページから誰でも入会できるようになっています。入会金、年会費などはありませんし、以下のような利点があるので入っておいて損はないと思います。

1)主要空港営業所でのゴールド・キャノピー・サービス
 営業所のカウンターに並ぶ必要がない。メンバー専用パーキングエリアの電光掲示板で名前と駐車場番号が案内される(あとで詳しく説明します)
2)世界4,000カ所の営業所でのゴールドカウンターサービス。
 メンバー専用カウンターで免許証の提示だけですぐに出発。
3)モバイル・ゴールド・アラート
 これもとても便利なサービスです。レンタル当日、あなたのクルマはこの車種に決めてある、場所はどこそこにある、というメールが飛んできます。これも後で説明します
4)その他
 レンタル終了後、登録Eメールアドレスに利用明細をお送りする”Eリターン”
 米国・カナダでは、配偶者の追加ドライバー申請が不要
 米国(一部店舗を除く)では、チャイルドシートが割引料金

以上のサービスは不要のものもあるでしょうが、このような特典があることを知っておくと何かのときに役に立つと思います。

では、実際にレンタカーの予約から当日、借りる手続きまでを順を追って説明します。
1.ハーツレンタカーのホームページで営業所・日時・希望車種クラスを予約
2.現地到着時にモバイルゴールドアラートをメールで受け取る
3.現地営業所の電光掲示板で自分の名前、自車位置を確認する
4.借りるクルマを確認して出発

1.予約はハーツレンタカーの日本語ホームページで希望の空港名、日時を入力するところから始まります。そのときに法人・会員優待番号(CDP)とプロモーションコード(PC)を入力するとディスカウントを受けることができます。希望クラスとはおおまかなクルマのサイズです。compact、subcompact、mid-size、large、pickup、SUVなどがありますが、好みもあるでしょうし、荷物の量、乗員数、予算で選びましょう。subcompact以下は万が一の事故の時、死亡確率が高いそうなので大きめを選んだ方が安心です。アメリカの道路や駐車場スペースは広いので多少大きな車でもあまり困らないと思います。
法人・会員優待番号(CDP)は、ハーツGoldプラス・リワーズに入会したときにクレジットカード情報を入力しており、それと関連付けられて自動的にホームページに反映されていることが多いです。プロモーションコード(PC)は旅行の時期により、ハーツからキャンペーンがあり、うまく利用すれば安くなります。私の場合、4日間レンタルだったのですが、たまたまハワイでは4日以上のレンタルなら1日分の料金は割り引くキャンペーンがあったので、しっかり利用させてもらいました。PCについてはハーツのホームページにもありますが、航空券を予約した特典として呈示されたりもするので、マメにチェックされることをお勧めします。

2.私はJAL便でホノルル空港到着後、ハワイアン航空に乗り継いでビッグアイランドへ向かったのですが、ホノルル空港ターミナルビル内で乗り継ぎのために徒歩で移動中にハーツからスマホにメールが飛んできました。これがモバイル・ゴールド・アラートですが、このメールにあなたが借りるクルマの車種はAltima(Nissan)で、コナ空港のハーツレンタカー営業所のメンバー専用駐車場の5番に停めてある、と書いてありました。車種が気に入らないときは変更してあげるから、メールで返信してください、とのことでしたが、とくに異存はなかったので、メールには返信せず、そのままコナ空港行きの飛行機に搭乗しました。

 3.コナ空港に到着し建物の外に出るとレンタカーはこちらというサインがあちこちにありますので、それに従って進みバス停で待っているとハーツレンタカーの営業所に行くバスが来ます。運転手さんが「このバスはハーツに行くよ」と言ったあと、バスから降りてきてスーツケースを載せるのを手伝ってくれます(ここではチップは要りません、念のため)。営業所に着いたら電光掲示板を探しましょう。自分の名前(フルネーム)とストール(区画)番号を再確認してください。もし無かったら??あきらめて営業所に入り、ゴールドカウンターに行きましょう。行列はほとんどないはずです。

 
個人情報なので黒塗りしましたが、私の名前(ちなみに姓、名の順で表示)が書かれています          

4.ご自分が借りるクルマのところまで来たら、大きなキズがないかだけは確認しましょう。日本のように営業所の係員が一緒にチェックするということはありません。クルマの使い方の説明もありません。クルマの中にキーと必要書類が置いてあることを確認し、エンジンをかけたら出発します。正直言うと色んなクルマに乗り慣れていないと、エンジン始動をスイッチでするのか、キーを差し込んで回すのか?とか迷います。
営業所の出口で待機している係員に、車内にあった書類と持参した運転免許証を見せることで本人確認が終了するので営業所を出発します。
右側通行、制限速度、信号には気をつけて運転しましょう。
"Have a nice trip!!"

※運転免許証翻訳サービスの利用について (HDLT)
ハワイでは日本の運転免許証は有効ですし、レンタカー会社のカウンターでもOKとなるでしょう。しかし、何かあった時、現地の警察官が日本語を読める可能性は限りなくゼロでしょうから、やはり英訳された免許証を持っていきましょう。
国際運転免許証を持参すれば問題ないのですが、手続きのため免許センターに出向く時間がないこともあります。他社でもやっていますが、ハーツには日本の運転免許証を英語に翻訳した書類を発行するサービスがあります。HDLTとはHertz Drivers License Translation Application Formの略です。これは免許証のコピーと申込書類をハーツへ郵送すると翻訳書類を送ってくれる有料サービス(1,000円)でした(過去形)。
実は2017年6月1日よりハーツのホームページで運転免許証を撮影した写真(表と裏面)をアップロードし、必要事項を入力すれば書類が表示され、自宅のプリンターで印刷できる無料のサービスに変更になりました。私は1,000円払ったのですが、国際免許証ですと発行手数料が2,000円くらいは必要ですし、HDLTのほうが簡単かもしれません。もちろん日本の有効な運転免許証を常に携帯しておくことは必要です。HDLTは国際免許証の代わりではありませんので、その辺はお間違いないようにお願いします。詳しくは以下のページを参照してください。

https://japan.hertz.com/rentacar/productservice/index.jsp?targetPage=HDLT.jsp